TaskUnifierの使い方 第6回 さまざまなタスクの入力方式

TaskUnifierはタスク管理ソフトなので、タスクの入力をしなければ始まりません。
タスクの入力方法も、さまざまな入力の仕方があります。そのなかにはちょっと変わったタスクの入力方法もあります。
そんなタスクの入力方式を紹介していきます。
通常のタスクの入力
まずは通常よく使うタスクの入力方式です。
もしくはメニューバーの「タスク」をクリックして「タスクの追加」をクリックします。
またはタスク一覧が表示されている画面で、マウスを右クリックしてコンテキストメニューを表示し「タスクの追加」をクリックします。
すると、「タスクを編集」という画面が出ます。ここからタスクを入力していきます。
たくさんの入力する項目がありますが、すべて入力する必要はありません。必要な項目のみ入力すればいいのです。
以下にそれぞれの項目について解説していきます。
1:タスクのタイトル
最初は「名称未設定」になっています。ここにタスクの名前を入れます。
2:スター
スターの使い方は様々です。重要なタスクなどはクリックして★をつけてもいいでしょう。後から変更もできます。
3:優先度
タスクの優先度を設定します。優先度が最高から最低まで5段階あります。
●Active(進行中)
●Canceled(キャンセル・中止)
●Delegated(委任・誰かに任せる)
●Hold(保留)
●Next action(次にやる)
●None(設定なし)
●Planning(計画中)
●Postponed(延期)
●Reference(資料)
●Someday(いつかやる)
●Waiting(返答連絡待ち)
5:タグ
タスクの属性情報のようなもので、カンマ(,)区切りでいくつでも入力することができます。
また鉛筆のアイコンをクリックして、該当するタグにチェックを入れます。
6:進捗
進捗率を%で表示します。自動では進捗率は上がらないので手動で設定します。10%ごとに設定出来ます。
7:親タスク
これまで入力されてきたタスクが表示されます。
親タスクで他のタスクを選択すると、今入力しているタスクはサブタスクになります。
8:フォルダ
タスクを分類して管理するための入れ物のようなものです。
あらかじめフォルダを設定しておいて、ここから選択します。
9:コンテキスト
タスクを行うときの状況を設定します。
鉛筆のアイコンをクリックして、あらかじめ設定しておいたコンテキストにチェックを入れます。
コンテキストはいくつでもチェックを入れることができます。
10:ゴール
タスクの大きな目標であるゴールを設定します。
鉛筆のアイコンをクリックして、あらかじめ設定しておいたゴールにチェックを入れます。
ゴールはいくつでもチェックを入れることができます。
11:場所
タスクを行う場所を設定します。
鉛筆のアイコンをクリックして、あらかじめ設定しておいた場所にチェックを入れます。
場所はいくつでもチェックを入れることができます。
12:開始日/期日
タスクの開始日または期日(締切日)を直接入力するか、アイコンをクリックして日付を入力します。
時間だけは直接入力する。
13:開始日のリマインダー/期日のリマインダー
開始日/期日を設定してリマインダーを設定すると、そのタイミングでパソコンの画面に知らせてくれます。
14:所要時間
タスクが完了するのにかかる時間を設定します。
単位は1分です。
15:タイマー
タイマーを設定しておくと、そのタスクがどれくらい時間がかかったか計測してくれます。
16:繰り返し
毎日行うタスクや、毎週行うタスクなどに設定しておくと便利です。
Daily:「毎日」の繰り返し
Every 2 Days:「2日毎」の繰り返し
Every 3 Days:「3日毎」の繰り返し
Weekly:「毎週」特定の曜日に繰り返します。(例:毎週月曜日)
Biweekly:「隔週」で特定の曜日に繰り返します。(例:2週間毎の月曜日)
Monthly:「毎月」特定の日に繰り返します。(例:毎月23日)
Bimonthly:「隔月」で特定の日に繰り返します。(例:2ヶ月毎の23日)
Quarterly:「四半期毎」で特定の日に繰り返します。(例:3ヶ月毎の23日/1月23日の次は4月23日)
Semiannually:「半年毎」で特定の日に繰り返します。(例:6ヶ月毎の23日/1月23日の次は7月23日)
Yearly:「毎年」特定の月日に繰り返します。(例:毎年1月23日)
With Parent:親タスクの繰り返しに従います。
18:タスクのメモ
タスクに関するメモを記入します。文字数に制限はありません。
クイック入力
とりあえずタスク名だけ入力する場合にクイック入力を使います。
タスク名を入力し、Enterキーを押すとタスクが登録されます。
テンプレートからタスクを追加
同じようなタスクを入力するのに、毎回入力していたら大変です。 そこで同じようなタスクをいくつも入力することがある場合は、テンプレートを作っておくとタスクの入力が楽になります。
メニューバーの「タスク」をクリックして「テンプレートからタスクを追加」をクリックします。
新しくテンプレートを追加します。左下の「+」をクリックします。
今回はテスト用のテンプレートを作ります。
テンプレートのタイトルを「テストテンプレート」、優先度を「最高」にします。
タスクのタイトルを「タスクテンプレートのテスト用タスク」とし、タスクのメモに「タスクテンプレート」とします。
メニューバーの「タスク」をクリックして「テンプレートからタスクを追加」をクリックします。
すると先ほど登録したテンプレート「テストテンプレート」があります。
この「テストテンプレート」をクリックするとタスクの入力画面になり、事前に設定しておいた通りに入力されています。
あとは違うところだけ入力すれば、すぐにタスクの登録ができます。
複数のタスクの一括入力
登録したいタスクがいっぱいあるが、いちいち入力していたら面倒だという場合に、タスクをまとめて入力することができます。
メニューバーの「タスク」をクリックして「まとめてタスクを追加」をクリックします。
ここで入力するのはタスク名だけになります。タスクの付随情報は登録されません。
が、テンプレートが設定してあれば、その内容でタスクの付随情報も登録されます。
クリップボードからタスクを追加
クリップボードのデータをタスクとして追加することができます。
「ツールバー」タブをクリックし、左側の「クリップボードからタスクを作成」選択して右矢印をクリックし、ツールバーに登録します。
「OK」をクリックして再起動すると、「クリップボードからタスクを作成」というアイコンがあります。
ここでエディタを使って「タスクのテスト」という文をコビー&ペーストします。
「クリップボードからタスクを作成」をクリックすると「タスクのテスト」というタスクができています。
かなり長くなってしまいましたが、実際に使いはじめるとタスクの入力は1つか2つ程度しか使わないでしょう。
これだけたくさんの入力方法があると知っていれば、自分の使いやすい入力方法を選択できるということになりますね。
まずは、どの方法が自分にとって楽にタスクの登録ができるかを試してみることをお勧めします。
コメント
こんにちは。 1年前の記事に対してレスをつけて、回答をして頂けるかどうかわかりませんが。
私も色々なGTDツールを数年前から試しているのですが、なかなか『これだっ!』と
行ったツールに会えません。
ここのサイトを参考にして日本語化までさせて頂きましたが、
どうにも腑に落ちない点があります。
●左の枠に【タスクステータス】が表示できないのですが、表示させる方法があるのでしょうか?
そもそもGTDの基本分類は【タスクステータス】の中の事項ごとに分けるというのが、
IN-BOX収集の次のステップの重要なことだと思うのですが、そこが軽視されている様に思います。
●【タスクステータス】の中の事項を日本語化して頂くことは可能でしょうか?
また、もしも左の枠に【タスクステータス】の中の事項を表示させられた時に
それも日本語だとうれしいのですが(できれば、next actionなどのタスクも日本語化して頂ければ)。
●TaskUnifierの使い難さの中で、ドラッグ&ドロップが出来ないというのは
かなり大きなマイナスですね。
御指導のほどよろしく御願い致します。
ひろしさん、コメントありがとうございます。
タスクのステータスに関しては日本語にすることが出来ません。
ランゲージファイルに、その項目がないのです。ですのでタスクのステータスはそのままでお使い下さい。
ただ左の枠に関しては日本語化が出来ますし、自由に項目を設定できるので、その方法についてはこのブログに記事を載せますので、もうしばらくお待ちください。
りゅーと様、レスをありがとうございます。 了解しました。
私は何となくTaskUnifierが馴染めないので、様子見をしています。
左の枠の項目が自由に設定できると良いのですが。
現在は紙copiを使って、GTDの項目別フォルダーを作っています。
紙copiはドラッグ&ドロップが出来るのが良いです。
日本人の誰かがGTDソフトを作ってくれると良いのですが、
GTDブームもかなり昔に去りましたからね。