ローカル環境で動作する個人的なメモツールとして使えるWikiシステム「TiddlyWiki」
Wikiで有名なのは「ウィキペディア」ですが、それほど大規模なシステムでなくて、もっと個人的なことをメモしておきたいという場合に使えるのが「TiddlyWiki」です。
通常Wikiは多人数で編集することを念頭に置いているので、サーバーにアップして使うのが一般的です。そのため個人的なことをアップしたくない場合には向きません。ところが「TiddlyWiki」はシステムとしてはHTML1枚だけですので、インターネットに接続していなくても使うことができます。またHTMLのサイズが小さいので、USBメモリに保存しておいたりオンラインストレージに保存して出先からメモを書くこともできます。
Windows XP/Vista、Mac OS X、Ubuntuで動作します。
導入方法は以下から。
TiddlyWiki a reusable non-linear personal web notebook
http://www.tiddlywiki.com/
Wikiシステムをダウンロードします。
HTMLファイルを保存します。
保存するときは、新規にフォルダを作成してその中に保存するといいでしょう。
「empty.html」をクリックすると「TiddlyWiki」が立ち上がります。
このままでも使えますが、日本語化するプラグインがありますので、使い易くするためこのプラグインを入れます。
日本語化の方法は以下が詳しい。
TiddlyWiki 日本語化プラグイン配布サイト – for Version 2.6
実際に使う前に設定の確認をします。画面右の「option」をクリック
「SaveBackups」「AutoSave」にチェックを入れます
「new tiddler」をクリック
メモの入力画面になるので、メモを入力
入力し終えたら、右上の「done」をクリックして入力を完了
この「TiddlyWiki」はプラグインによって拡張が可能になります。サイトの閲覧や画像の表示、動画を見ることもできます。CSSを知っている人なら画面レイアウトの変更も出来ます。
最近は「Evernote」などもありますが、「TiddlyWiki」はまだまだ使えるツールだと思います。